(1)
涙は、
自分では受け止めきれない
何かを受け止めた時に流れ出す。
今の自分では
処理できないと感じた時に、
涙がオーバーフローするのである。
(2)
自分の最大の欠点の
すぐ近くに最大の長所がある。
(3)
欠点を見つめよ。
(4)
自分が努力すれば
なんとかなる領域と、
ならない領域を見分け、
後者についてはなるようになる、
とイライラしない。
(5)
人間の脳は、貪欲だから、
この人といると
自分が成長できる
という人を好きになる。
(6)
相手が
自分にないものを持っているというのは、
好きになる上での重要なポイントである。
(7)
脳の神経回路は、
楽観的に物事をとらえていないと、
潜在能力を
発揮できないようにできています。
(8)
悲観的なときの脳は、
言うなれば潜在能力に
蓋をして抑え込んでいる状態なのです。
(9)
脳が最も創造的になっているのは、
フロー状態にあるときです。
フロー状態とは、
集中しているけれども
リラックスしている状態です。
努力することなく自然に、
脳や身体が最大のパフォーマンスを発揮できます。
(10)
笑うと創造力が高まり、
良いアイデアも出やすくなります。
これはおそらく、
笑うとうれしいときなどに出る
神経伝達物質のひとつである
ドーパミンが分泌され、
脳の司令塔の機能を持つ
前頭前野を刺激し、
フロー状態に入りやすくするためです。
(11)
私たちは、
緊張してしゃちほこばっている状態を
「集中している状態」と
勘違いしてしまいますが、
そうではありません。
目指すべきは
緊張ではなくリラックスです。
(12)
「凡人が秀才に勝てるわけがない」
私たちはこう思い込んでいる。
しかし
社会人になってからの勉強次第では、
高卒が東大出をさしおいて
ビジネスで成功するのも夢ではない。
(13)
気付きにおいて特に大切なのは、
「周辺視野」である。
今自分が注目し、
向き合っているもの以外の、
視野の端に見えているものに
いかに気付くことができるか。
(14)
壁にぶつかった時や
重大な決断を下すときは、
論理的な思考よりも
感情が訴えかけてくるものに従う、
つまり直感を信じることが大事です。
(15)
私の周辺でも、
「あいつは欠かせないな」
という人物が何人かいる。
そのような人物は、
ある特定の問題の専門家であるというよりは、
「場」をつくることができる
人物だというケースが多い。
単純なようだが、
宴会のときに注文などを仕切ることができる。
話題を絶やさずに、
その場にいる人を楽しませることができる。
その人がいると、
何とはなしに安心で、楽しい。
姿が見えないと、
あいつはいないのかと探してしまう。
そういう人は、必要な人だ。