(1)
俳優目指して劇団に入って大変だった反面、
仲間と一緒に頑張っている時間がとても楽しかった。
あの時期は自分にとって忘れられない思い出だと思う。
(2)
今まで長いことやってきたなかで、
やめてしまおうと思ったことは一度もないから、
やっぱりこの仕事が好きなんだよね。
劇団やりながら働いていた
アルバイトのほうがつらかった(笑)
(3)
新しい環境で、
新しい人たちと仕事をすると
いつでも初心に帰ることができる。
(4)
最近、ジーパンを履くようになったんだよね。
今まではほとんどスーツだったんだけど、
一回履きだすと楽でずっと着ているね。
(5)
時代劇は、韓国のドラマともよく似ているところがあるんですよね。
役割がはっきりしているからわかりやすい。
ともに共通するのは、
善人と悪人、善行と悪行がはっきりしていることでしょうね。
(6)
現代はとても自由ですよね。
仕事をするにも、恋愛をするにも、
休みの日にどこかに遊びに行くにも、
自分で取捨選択ができる時代。
だからこそ、逆に現代のほうが
生きるのが難しくなっている時代でもあるなと思うんです。
(7)
安い居酒屋に10回行くなら、
その金を貯めて銀座のクラブに1回行け。
そして、銀座の高級クラブにいる人間をじっくり観察しろ。
映像にはその人のプライベートが出る。
安い酒場にいるやつは、その色がすぐに出てくる。
ーー師匠である、勝新太郎から言われた言葉
(8)
いろんなものに興味を持つということと、
いろんな人の話を聞いて取り込んでいく。
俳優だからとか、ビジネスパーソンだからと線を引くのではなく、
この二つが誰にも共通して大事なことだと思いますよ。
(9)
真似しようとしてできることばかりではありませんけど、
真似をしようとしてみることが大事なのではないでしょうか。
そうする中で、自分に合う方法、合わない方法が見えてくる。
そして、自分だけの方法も見えてくる。
これも一つの積み重ねですよね。
(10)
いつ見ても頼もしくて、いつ見てもかっこいい。
徳川吉宗 = 新さんの爽やかさ、フレッシュさを保つためには、
僕自身が毎回新鮮な気持ちで臨まなくてはいけないんです。
(11)
一代で会社を築いた経営者など、
多くの苦労と幸せを感じ取ってこられた方には
本当に納得できる話が多いので、勉強になります。
(12)
心がけていることは、好奇心を持ち続けることです。
勝先生からは芝居はもちろん、周囲に対する気遣いなど、
人間の大きさに非常に影響を受けましたし、
教えていただいたことも多かったです。
ただ先生の破天荒なところはとても真似できません(笑)
(13)
あきらめずに、マイペースにコツコツとやることですね。
急ぐこともないし、マイペースでいければいいなと思っています。
(14)
初めてブロードウェイに行った時、
英語が分からないのに凄く楽しかったんですよ。
歌と音楽でこれだけ楽しいのか、と。
『感じる』ということの大切さを知りました。
(15)
暴れん坊シリーズが始まった頃は、
時代劇の主役は名のある人ばかりで、
僕みたいな新人はいませんでした。
それで、周囲の声が聞こえてくるんですよ。
『こんなのは三か月ももたないやろ』みたいな噂が。
それが、かえってエネルギーになりました。