(1)
貴人はたとえ不幸に見舞われようとも、
行いはことのほか高潔である。
火はいくら下に向けても、
炎は上に燃え上がるのだ。
(2)
どうしたら他人を喜ばすことができるか、
ということを毎日考えてみることです。
不幸に陥る人は、
自分のことだけを考えている人です。
(3)
この世に百パーセントの不幸というものはない。
五十パーセントの不幸はあるけれども、
反面そこに五十パーセントの幸せがあるわけだ。
人間はそれに気がつかなければいけない。
(4)
人生は短いから、
不幸になってる暇なんてないのよ。
(5)
幸せは
不幸の姿であなたの前に現れる。
(6)
すべての不幸は
未来への踏み台にすぎない。
(7)
不幸はどこか律儀なところがあって、
たいていの場合、
悪い予感を抱いている人間の上に
ふりかかることになっている。
(8)
不幸を恐れると、
不幸の深みへと導かれる。
(9)
どんなに傷ついても、
月日がたてば傷は薄らいでいく。
もちろん、
そのときはどうして自分だけ
こんなに不幸なのと思うけど、
前向きに生きるしかないのよ。
(10)
不幸もついには倦(う)む時が来る。
風がいつでも
同じ激しさで吹くとは限らないように。
(11)
災難に出会ったら、
そこからうまく利益を引き出すことだ。
重圧に逆らって悲鳴をあげたり、
恐怖に身を震わせたりする必要はない。
顔を上げて周囲を見渡すのだ。
どんな災難や不幸にも必ず伴っている、
それに見合った恩恵の種子、
それを探し出すことである。
(12)
悲しみや不幸や災難にある時は、
何か作業を見つけて、
頭も手足も休ませずに一心に打ち込むことだ。
この方法は、
他のどんな方法よりも
気分を晴れやかにする効果がある。
(13)
人と比べたときから不幸が始まり、
あと先を考えることから不安が生まれる。
(14)
世の中には、
沢山の幸福に恵まれながら、
たった一つの不幸のために、
自分を非常に不幸な人間だと思っている人もあるし、
それかとおもうと、
不幸だらけの人間でありながら、
自分で何かの幸福を見つけ出して、
勇ましく戦っていく人もある。
(15)
ラクしてカッコよければしあわせか。
逆に骨を折ることは不幸か。