(1)
普段(練習将棋で)は
自分が一番弱いと思って指し、
大会では自分が一番強いと思って指す。
(2)
負けたくない気持ちがなければ、
現役で続けている意味がない。
(3)
運はみんなが
平等に持っていると思います。
それをどういう場面で使うかが問題で、
ここ一番に使える人が
「運のいい人」だと
言われるんじゃないでしょうか。
(4)
勝負で、
戦いにくい相手というのは、
岩のように、山のように動かない人だ。
(5)
ただ時間を費やして
考えているだけでは意味がないのだ。
(6)
何を
何のためにどう方向づけて考えるのか。
思考とは結果を導き出さなければ、
ただの時間の無駄遣いでしかない。
(7)
反省は、
失敗を客観的に分析して、
これからに生かせる未来思考なのだ。
(8)
目的を追求する根本的な
「幹」は変えてはいけないが
「枝葉」は時代の変化に応じて
対応していく必要がある。
(9)
ミスには、
それ以前に、
誘発する他の原因がある。
(10)
一夜漬けは通用しない。
毎日毎日の積み重ねが
すべてなんです。
(11)
才能という言葉が必要になるのは、
ある高さまでいってからで、
努力によって
自分の力を最大限にまで高め、
その限界を乗り越えようとする時に、
初めて才能というものが
必要になってくるのではないだろうか。
(12)
勝負事に限らず、
何事も
腰がひけては前に進めない。
攻めの気持ちがあると、
集中力が高まり、
迷いが吹っ切れる。
(13)
「こうあるべきだ」という思考からは、
柔軟な発想は生まれないのだ。
当たり前の中に隠された物を
探り出そうという発想が、
固定観念を
打破するもとになるのである。
(14)
余りに多くの情報を手に入れすぎると、
逆に先入観に囚われて
独自の発想が出なくなる。
大事なのは
「見て忘れる」ことです。
(15)
相手の選択肢を狭くする
指し方を選ぶと、
自分の選択肢も同様に
狭くなってしまうという傾向もあります。