あきらめちゃいけないんだ。元プロボクサー 内藤大助の言葉

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(1)

いいか、

絶対にあきらめるな。

(2)

俺は中学2年の時からいじめられた。

はっきりした原因は俺にもわからないけど、

同級生から

「ボンビー(貧乏)」って

あだ名をつけられて、バカにされた。

(3)

強くなりたかった。

不良のような、

見せかけの強さ

だけでもいいからほしかった。

暴走族に誘われたら、

入っていたよ、たぶん。

(4)

たまたま下宿先の近くに

ボクシングジムがあったんだ。

通えばケンカに強くなれる。

強くなれなくても、

「ジムに行ってるんだ」と言えば、

いじめっ子を

びびらせられるって思ったね。

(5)

自分を守るために始めたのに、

いつの間にか

いじめのことなんて

どうでもよくなっていた。

不思議なもんだ。

(6)

ボクシングの練習がつらいときは

「いじめに比べたら

大したことない」って考え、

マイナスの体験をプラスに変えてきた。

(7)

でもね、

「いじめられてよかった」

なんて思ったことは、

ただの一度もないぜ。

いまだにつらい思い出なんだ。

(8)

「いじめられたらやり返せ」

っていう大人もいる。

でも、やり返したら、

その10倍、20倍で

仕返しされるんだよな。わかるよ。

(9)

俺は一人で悩んじゃった。

その反省からも言うけど、

少しでも嫌なことがあれば

自分だけで抱え込むな。

親でも先生でも相談したらいい。

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(10)

先生にチクったと言われたって、

それはカッコ悪いことじゃない。

あきらめちゃいけないんだ。

(11)

僕はいじめられっ子でした。

だから自分を支えてくれる人、

応援してくれる人がいるのが

ものすごく嬉しいんです。

(12)

周りが倒れないように

僕を支えてくれるので、

頑張れる。

(13)

一番の目標に手が届くまでは我慢。

お金をもらえるようになったって、

感謝感謝。

そうすればね、

きっと周りの人たちが

応援してくれるようになるんです。

それをなくしたら駄目なんです。

(14)

いまね、みんなね、

やっぱりお金は欲しいと思いますよ。

僕だってもちろん欲しい。

でもね、

その前に自分の環境に感謝ですよ。

(15)

いかに周りの人たちに

支えられてるかって考えたらね。

お金の前に

やっぱありがたみを感じますよ。

内藤大助(ないとう だいすけ、1974年8月30日 – )、日本の元プロボクサー。元WBC世界フライ級王者。第49代日本フライ級王者、第35代OPBF東洋太平洋フライ級王者。宮田ジムに所属していた。引退後はタレントやボクシング解説者として活動している。


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