人生に代行などありはしない。誰も君の代わりはできないのだ。石原慎太郎が残した言葉

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(1)

 

もし、

君が年老いて、

過去を振り返るときが来たなら、

危機は

自分の人生を充実させた

最も幸福な瞬間であったことに

気づくだろう。

 

 

(2)

 

人間は、特に男は、

ある時、

自らの弱さを構えて死ぬほどつらい、

いやむしろ

死んだ方がましだと思うほどの

辛さを味わうことが必ずある。

 

 

(3)

 

人は同情をかざして

いろいろ言ってくれても、

最後は自分一人

ぎりぎりの選択をしなくてはならぬ

人生の時があるものだ。

 

 

(4)

 

戦のない世の中は

本当にありがたいと思うが、

平和に慣れてしまうことは危険だ。

 

 

(5)

 

日本は確かに過去の戦争で

アジアの国々に迷惑もかけただろう。

しかしながら

いつまでもそのことだけにとらわれ、

形式的に頭を下げ続けるだけの姿勢では

何の関係の発展も望めない。

 

 

(6)

 

国を憂えている。

若いやつは何してんだ。

みんな腰抜けじゃないか。

このままじゃ死ねない。

 

 

(7)

 

戦争に賛成する

バカなやつがいるわきゃない。

 

 

(8)

 

俺は

ヘンな人間を好きになるんだよ(笑)。

それで7割ぐらいは裏切られたり

何らかの被害にあったりするんだ。

でもね、3割はですね、

実に強い

キャラクターのある人間たちだった。

 

 

(9)

 

人生に

代行などありはしない。

 

 

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(10)

 

生きるということは

一人のものでしかない。

 

 

(11)

 

誰も君に代われぬし、

君も誰のために

代われるものではないのだ。

 

 

(12)

 

情熱的に生きるということが、

男らしく生きるということならば、

それは自分の自我を通し、

自分の個性的現実を貫き、

社会的現実に

屈しないという生き方だと思う。

 

 

(13)

 

人間の価値って

個性でしょ。

 

 

(14)

 

個性を裏打ちするものは感性、

すなわち情念。

情念までコントロールして、

情報に埋没してるのが現代。

 

 

(15)

 

やってみなけりゃわからねえよ。

やってみなけりゃ。

 

石原慎太郎(いしはら しんたろう、1932年〈昭和7年〉9月30日 – 2022年〈令和4年〉2月1日)、日本の作家・政治家。参議院議員(1期)、環境庁長官(福田赳夫内閣)、運輸大臣(竹下内閣)、東京都知事(第14代 – 17代)、衆議院議員(9期)、日本維新の会代表、共同代表、次世代の党最高顧問を歴任。一橋大学在学中の1956年(昭和31年)に文壇デビュー作である『太陽の季節』が第34回芥川賞を受賞、「太陽族」が生まれる契機となる。また、同作品の映画化では弟・裕次郎をデビューさせた。作家としては他に芸術選奨文部大臣賞、平林たい子文学賞などを受賞。『「NO」と言える日本 -新日米関係の方策-』(盛田昭夫との共著)、裕次郎を題材にした『弟』はミリオンセラーとなった。1968年に参議院議員に当選、政治家に転ずる。

 


 

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