（１）
情熱をもって
あなたの使命を愛せよ。
それが人生の意味である。
（２）
天才？
そんなものは決してない。
ただ勉強である。
（３）
忍耐もまた
行動の一つの形態だ。
（４）
現代人の欠点は、
自分の職業に
愛と誇りを
持っていないことである。
（５）
多くの人が職業を
必要悪の労役苦役と考えている。
（６）
芸術家とは
自分のやっていることに
喜びを覚える人のこと。
だから、
すべての職業に
芸術家がいるのが望ましいのだ。
（７）
もし仕事というものが、
人間にとって
生きることのあがないではなく、
生きることの目的であったら、
人間はどんなに幸福だろう。
（８）
肝心なのは感動すること、愛すること、
希望を持つこと、打ち震えること、
生きること。
芸術家である以前に、人間であることだ。
（９）
経験を賢く活かすならば、
何事も時間の無駄にはならない。
（10）
自分が
何かをやることさえ確かだったら、
少しぐらい待っても何でもない。
（11）
真の芸術家とは、
喜びのために仕事をする
唯一といってよい人達だ。
（12）
見ることと感ずることを知る者は、
至る所に
常に賛美すべきものを見出すだろう。
（13）
本当を言えば、
すべてが思想で、
すべてが象徴である。
（14）
老年は
騒音から遠ざかる。
沈黙と忘却に仕える。
（15）
フィディアスと
ミケランジェロの前には平伏せよ。
フランソワ＝オーギュスト＝ルネ・ロダン（フランス語: François-Auguste-René Rodin、1840年11月12日 – 1917年11月17日）、フランスの彫刻家。19世紀を代表する彫刻家とされ、『近代彫刻の父』と称される。代表作に『地獄の門』、その一部を抜き出した『考える人』など。
