(1)
いかなる局面においても、
『自分が絶対に正しい』と
思ってはならない。
(2)
いちばんいい薬というのは、
『お前は天才だ、才能がある』
という、この一言なんです。
(3)
勝利の女神は、
正しいか否かよりも、
笑いがあるか、
謙虚であるかどうかを
重視している。
(4)
兄達は
頭が悪いから東大へ行った。
自分は頭が良いから将棋指しになった。
(5)
戦うなら、
未来と戦うべきである。
(6)
100のうち、
99わかっていても、
一つわからないことがあってはダメなんだ。
(7)
将棋が強くなる方法は、
脳みそが汗をかくほど集中して、
盤面を見つめることである。
(8)
眼前の一局で
自分の生涯が決まる。
明日はない。
(9)
今は最善なんだけど、
それは今の時点であって、
今はすでに過去なんです。
(10)
真剣な時間があれば、
その反動として
遊び呆けるときが必要である。
遊びは仕事の影である。
(11)
前に進もうとしなければ、
後退してしまうものなんです。
(12)
女房を大事にしないような男は、
よそへ行ってもモテません(笑)。
今、目の前にあるものを、
大事にしないということですから。
(13)
モテない理由ははっきりしている。
その男がケチだからである。
(14)
一番大事なことは、
詰んだとか
詰まないとかということではなく、
「解いてみようかな」
という気持ちになることだ。
(15)
人間だから
一度の過ちは仕方がないことです。
一回の悪手に動揺しても、
そこで辛抱して
冷静さを取り戻せるかどうかが
その人の運命を左右します。