(1)
なにがしあわせかわからないです。
ほんとうにどんなつらいことでも、
それがただしいみちを進む中でのできごとなら、
峠の上りも下りも
みんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから
(2)
優秀な人間は議論や分析が先行し、
それで終わってしまうことが多い。
行動に移さねば意味がない
(3)
人の心を本当に動かすには
その人の体験から滲み出る行いと言葉しかない。
知識だけでは人は共感を感じないからだ
(4)
我々ができることは、
今を生きることだけだ。
過去には戻れないし、
未来があるかどうかも定かではない
(5)
誰が誰よりどうだとか
誰の仕事がどうしたとか
そんなことを言っているひまがあるか?
(6)
まことのことばはここになく
修羅のなみだはつちにふる
(7)
どうも、ちょうどよく働くことほど、
体に良い事は無いですな
(8)
自分が真実から目をそむけて
子どもたちに本当のことが、語れるのか
(9)
世界全体が幸福にならないうちは、
個人の幸福はありえない
(10)
僕たちと一緒に行こう。
僕たちはどこまでだって行ける切符を持っているんだ
(11)
ぼくはきっとできると思う。
なぜならぼくらがそれをいまかんがえているのだから
(12)
人間は他人のことを思いやって行動し、
良い結果を得た時に、
心からの喜びを感じるものである。
その喜びこそ、
人間愛に基づくほんとうの「幸せ」なのである
(13)
もしあなたがほんたう(本当)に成功ができるなら、
それはあなたの誠意と人を信ずる正しい性質、
あなたの巨(おお)きな努力によるものです
(14)
真の幸福に至れるのであれば
それまでの悲しみはエピソードに過ぎない
(15)
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしは
なりたい