「こいつとだったら不幸になっても後悔しない」という相手とめぐりあえたら最高。コピーライター 糸井重里の言葉

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(1)

遊ぼうと思うときに、

「あいつは呼びたい」と思うやつは、いつもいる。

そういうやつの価値には、名前がつかない。

そういうやつのいいところには、

順位なんかつけられない。

(2)

俯瞰しているばかりで、

手も足も動かないのは困る。

でも、蟻の視点で動いているばかりじゃ、

なにをしているのか

わからなくなっちゃうんですよね。

(3)

真に、おもしろくなったりするのは、

「もうやめようかな」と

泣いたりしてからのことです。

それでもやめずに毎日続けているうちに、

おもしろいかどうかさえも、

どうでもよくなります。

(4)

目上とか目下ということばにとらわれずに、

あらゆる人のことを「バカにしちゃだめだ」と、

根っから思っている人のすることは、

いい感じです。

逆に、「敬意」の対象を限定していて、

多くの人を「こんなやつ」と思っている人のすることは、

いやな感じというふうに思えるのではないでしょうか。

(5)

三度三度のめしを、よく噛んで、おいしく食べて。

決まった時間に気分よくうんこして、

たのしみのひとつとしてお風呂にゆっくりつかって、

よく寝て、すっきり起きて、

いつもおだやかに笑顔でいるような人に、

だれも勝てるとは思わないほうがいい。

(6)

「一度やってみたいと思ってる」ことを、

本気でやろうとしている人は、

昨日も今日も、

そのためのなにかをやっているんです。

(7)

20代30代の頃は『金がすべて』

この頃に『金がすべてじゃない』

なんて言うのは嘘つき。

でも50になった時に

『金がすべて』と思っているような

人生にはしたくない。

(8)

「何か言ってごらん」と促されて言うことと、

本当に感じていることとは、

別なんです。

見極めが難しいけれど、

本当に感じていることでないと意味がない。

(9)

自分にとって、

本当に大事なことってなんだろう。

自分にとって、

本当に大切な人って誰だろう。

このふたつを、本気で思っているだけで、

いい人生が送れるような気がする。

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(10)

自分だけのために、

自分が決めたことだけをやるのは、

なかなか困難なことなのだけれど、

誰かのためにもなることは、

案外やれるものだ。

(11)

正直に、素直に生きることです。

例えば、何を求めているかを高らかに宣言したらいい。

「出世、大好き」だっていいじゃない。

動機って、すごく大事なんですよ。

(12)

見えないものとか、

聞こえない声だとか、

あえて言ってないこととか、

うまく言えないままのこととか、

そういうことのほうが、

ずっと多いのだということを、

ぼくたちは忘れそうになる。

(13)

「こいつといっしょに、幸せになろう」とか、

「こいつに幸せにしてもらおう」というよりも、

「こいつとだったら不幸になっても後悔しない」という

相手とめぐりあえたら、

最高なんじゃないかなぁ。

(14)

一番「これ、いいなぁ」と思ったのは、

友達同士で遊ぶ時に

「あいつ、呼ぼうぜ」と言われる存在、

というやつなんです。

(15)

あなたにいま必要なのは、ボールを蹴ること、

ボールを投げることです。

目はルールブックを読むんじゃなくて、

ボールの飛んでいった先の

空を見るためにあるんです。

ボールは、すべてのはじまりです。

もういっそ、あなたがボールになりなさい。

糸井重里(いとい しげさと、1948年(昭和23年)11月10日 – )、日本のコピーライター、エッセイスト、タレント、作詞家。株式会社ほぼ日代表取締役社長。株式会社エイプ代表取締役。フィールズ株式会社社外取締役。妻は女優の樋口可南子。日本モノポリー協会会長。


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