(1)
夢を持たぬ者ほど、
他人の夢を馬鹿にする。
(2)
やたらと批判する人は
攻撃欲求が強い、とよく言われる。
だがたいていの場合は、
批判することで
自分の存在をアピールしたいだけなのだ。
(3)
人をほめることは大好きだが、
けなすことは大嫌いだ。
私は決して人を非難しない。
(4)
どんな愚者でも批判し、
非難し、文句を言うことはできる。
そして、多くの愚者がそうする。
(5)
何かをしようとすると、
必ずそれを
ほめる人とけなす人がいる。
それは人によって
大事な物が違うからだ。
(6)
他人の弱点や欠点を、
批判する目ではなく、
慈しみ深い目で見てほしい。
(7)
正論は正しい、
だが、
正論を
武器にする奴は正しくない。
(8)
中傷ばかりする奴らとやりあって
一つ学んだ事がある。
奴らは攻撃する相手が
後ろを向いている時だけ強気なんだ。
(9)
人はみんなそれぞれ
異なる事情を抱えている。
だから、
簡単に馬鹿にしたり、
簡単に分かった気になるな。
(10)
あなたの心が苦いとき、
決して、
あなたの舌を信じないように。
(11)
少ししか知らない人間ほど、
たいていは、多くしゃべる。
(12)
無批判に信用するぐらいなら、
いっそ信じないほうが、
まだマシである。
(13)
劣った者は
立派な人を馬鹿にするけれど、
立派な人はそうはしない。
ライオンは狐の群れを守るけれど、
狐はたがいにいがみ合う。
(14)
偉大な人間は、
人がほめようが
批判しようが動じない。
いつも
自分の良心の声を聞いている。
(15)
おしるこに塩を入れる。
砂糖の甘さを引き立たせるためである。
批判はこの塩みたいなものである。