一日生きることは、一歩進むことでありたい。物理学者 湯川秀樹の言葉

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(1)

一日生きることは、

一歩進むことでありたい。

(2)

取り返しのつかない

大きな失敗をしたくないなら、

早い段階での失敗を恐れてはならない。

(3)

今日はあれをやり、

明日はこれというように、

あまり気が散ると

結局どれもものにならないですね。

(4)

自分の能力は、

自分で使ってみなければわからない。

(5)

自然は曲線を創り、

人間は直線を創る。

(6)

未来を

過去のごとくに考えよ。

(7)

君たち全員に

優の成績をあげるけれども、

勉強は自分でしなさいよ。

(8)

ただ流行を追っているというのは、

つまらない生き方です。

(9)

科学研究も

人間の知的好奇心にもとづく創造であって、

芸術やその他の文化活動と同じものだ。

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(10)

新しい真理の発見のときは

つねに少数派である。

それが正しければ多数派になる。

(11)

今日の真理が

明日否定されるかもしれない。

だからこそ私どもは、

明日進むべき道を探し出すために、

時々、昨日まで歩いてきたあとを

振り返ってみることも必要なのである。

(12)

現実のほかに

どこに真実があるかと問うことなかれ。

真実はやがて現実となるのである。

(13)

現実はその根底において、

常に簡単な法則に従って動いているのである。

達人のみがそれを洞察する。

現実はその根底において、常に調和している。

詩人のみがこれを発見する。

(14)

真実は、

いつも少数派。

(15)

現実は痛切である。

あらゆる甘さが排斥される。

現実は予想できぬ豹変をする。

あらゆる平衡は早晩打破せられる。

現実は複雑である。

あらゆる早合点は禁物である。

湯川 秀樹(ゆかわ ひでき、1907年(明治40年)1月23日 – 1981年(昭和56年)9月8日)、日本の物理学者(理論物理学)。学位は、理学博士。京都大学・大阪大学名誉教授。京都市名誉市民。1943年文化勲章。位階勲等は従二位勲一等旭日大綬章。日本人として初めてノーベル賞を受賞。


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