変わっていくこと、それが学ぶということ。医学博士 養老孟司の言葉

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(1)

私は、

幸福論など語ろうとは思わない。

むしろ

馬鹿げているとさえ思っています。

だって、

今思っている幸せと、

後から思う幸せとは

まったく別のものだからです。

(2)

変わっていくこと、

それが学ぶということ。

知るということです。

自分が変わっていなかったら、

何も学んでいないと思えばいい。

(3)

人生でぶつかる問題に、

そもそも正解なんてない。

とりあえずの答えがあるだけです。

(4)

暇が無い、

というのは気分であって、

必ずしも事実ではない。

結論を急ぎすぎて経過を楽しまない。

それが忙しいということである。

(5)

一歩を踏み出さなきゃ、

好きかどうかも分からない。

(6)

本当に好きなら苦労はいとわない。

苦労が苦労ではないからである。

苦労したくないなら、

結局それほど「好きではない」のである。

(7)

皆が群がる場所ではなく、

誰も行かないような場所へ行ってみる。

人が行きたがらない所へ目を向けてみる。

そこにこそ、

皆が手に入れることのできない

貴重なものが落ちているように思います。

(8)

人間を構成している成分は

約1年で90%入れ替わる。

人間は川のように流れ移り変わる。

本当の自分など存在しない。

(9)

将来のことならちゃんと考えている、

という人もいるかもしれませんが、

それは恐らく自分が予想できる未来です。

大事なのは、

予想どおりになんか、

とてもいくわけがないと理解することです。

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(10)

自然というのは

常に受け入れるところから始まる。

(11)

天才といわれる人は

ほとんどが努力。

人より秀でている部分を

余分に良く使う。

(12)

どん底だと思ったら、

もっと掘れ。

(13)

相手が

悪だということは、

自分が正しいことを

保障するわけではない。

(14)

人は

何かを知り何かを忘れ、

生まれ変わり続けている。

(15)

結局ね、

ダメなんですよ、

人に生かしてもらったら。

自分で生きなきゃダメなんです。

養老 孟司、日本の医学者、解剖学者。医学博士。東京大学名誉教授。


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