人の短を道うこと無かれ、己の長を説くこと無かれ。弘法大師 空海の言葉

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(1)

仏の教えは一言で言えば、

自分の利益と他人の利益を

一致させることである。

(2)

仏法遥かに非ず。

心中にして即ち近し。

(3)

人を思いやる気持ちと、

人に利益を

もたらす行動をすることが

全ての根本である。

(4)

薬は病気から救ってあげたいという

気持ちから生まれたものである。

仏の教えは心を救ってあげたいという

気持ちから生まれたものである。

(5)

業障は重く

功徳は軽し。

(6)

人間は誰もが胸のなかに、

宝石となる石を持っている。

一生懸命磨いて、

美しく光り輝く玉になる。

(7)

人の短を道うこと無かれ、

己の長を説くこと無かれ。

(8)

心暗きときは、

即ち遇うところ

ことごとく禍なり。

(9)

もし自分と自分以外の人を別ではなく、

同じ存在だと見ることが出来れば、

嫉妬することがなくなり、

公平な心になり、

全ての人の善行を心から賞賛できる。

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(10)

ものの道理を見る

目が開いていれば、

身の回りのものすべてが

大事なものだとわかる。

(11)

優れた知恵者は

愚か者にみえる。

(12)

他人の病気のことを

とやかく言う前に、

まず自分の病気を

治すことを心がけなさい。

(13)

修行して悟りを得ようとする人は

心の本源を悟ることが必要である。

心の本源とは

清らかで綺麗な明るい心である。

(14)

周りの環境は

心の状態によって変わる。

(15)

もし自分に適していることに

その能力を使うなら、

物事は極めてうまくゆく。

しかし、

自分に向いていない物事に、

その能力を使うなら、

労多く益は少ないだろう。

空海(くうかい、774年〈宝亀5年〉- 835年4月22日〈承和2年3月21日〉)、平安時代初期の僧。諡号は弘法大師(こうぼうだいし)。真言宗の開祖。俗名は佐伯 眞魚(さえき の まお)。日本天台宗の開祖最澄と共に、日本仏教の大勢が、今日称される奈良仏教から平安仏教へと、転換していく流れの劈頭(へきとう)に位置し、中国より真言密教をもたらした。能書家でもあり、嵯峨天皇・橘逸勢と共に三筆のひとりに数えられている。仏教において、北伝仏教の大潮流である大乗仏教の中で、ヒンドゥー教やゾロアスター教の影響も取り込む形で誕生・発展した密教がシルクロードを経て中国に伝わった後、中国で伝授を受けた奥義や経典・曼荼羅などを、体系立てた形で日本に伝来させた人物でもある。


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