(1)
生きる、生きている、
生かされているということは
本当にありがたい。
(2)
一寸先は光。
(3)
ひとはひとを
よろこばせることが一番うれしい。
(4)
あんまり深く
突き詰めて考えない。
(5)
「今日を楽しむ」と考えていけば、
何とかやっていけるんじゃないかな。
(6)
ぼくは
四十歳を越えてもまだ五里霧中で、
挫折どころか、出発していなかった。
(7)
幸福は
本当はすぐそばにあって、
気づいてくれるのを
待っているものなのだ。
(8)
世の中というのは、
決して静かにならない。
その中で、我々は日々、
生きていくわけです。
一寸先はなんだかわからないけれど、
生きていくのが我々です。
それが人生なんです。
(9)
正しいことをする場合、
必ず報いられるかというと、
そんなことはなくて、
逆に傷ついてしまうこともあるんです。
傷つくかもしれないけれど、
それでもやらなければいけないときがある。
(10)
危難と地獄、辛酸のなかに
重要な何かがある。
長い人生では、
一回や二回は地獄を通過したほうが、
かえっていいのかもしれません。
(11)
ばいきんまんは
人間社会に必要なのです。
無菌状態ではかえって危ない。
(12)
ごくありふれた日常の中に
さりげなくひっそりと
幸福は隠れています。
(13)
幸福とは何か?
この命題に対しては
いくつかの答えがあります。
たとえばそれは健康であり、
たとえばそれは成功であり、
あるいは草むらの上を
はだしで歩くことといったふつうな
ごく素朴なよろこびもまた幸福です。
でも、
その最大のものは、やはり
「めぐりあい」、
人と人との出会いです。
(14)
人生なんて夢だけど、
夢の中にも夢はある。
(15)
目も耳も悪いし、
体は相当に傷んでいる。
でも、生きている間に、
やれることはやると決めた。