生きることの意味は自分で探し勝ちとるものです。それが生きがいになります。医師 日野原重明が残した言葉

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(1)

 

人間が

人生において経験した

喜びと、悩みや悲しみを、

その生涯の終りに秤にかけると、

どちらが重いだろうか。

多くの人の秤は、

悩みや悲しみのほうに

傾くことが多いのではないか。

 

 

(2)

 

人間が

本当に自由になる時代が、

人生の最後にくる。

 

 

(3)

 

残された日々、

まだ行ったことのないところに

行ってみようという計画もあると思う。

しかし何より大切なのは、

生きることについて、

これまで以上の「深さ」を

求めることではないだろうか。

 

 

(4)

 

最期に自分の生涯を顧みて、

自らが生まれてこうなったことは

意味があると考えられるように、

今日を生きることである。

 

 

(5)

 

心の良い習慣というのは

表情やしぐさにあらわれる。

人の顔つきも習慣なのです。

 

 

(6)

 

人は最後の瞬間まで、

生きる希望に

支えられるべきなのです。

 

 

(7)

 

生きていることの意味は

自分で探し勝ちとるものです。

それがつまり

生きがいにつながります。

 

 

(8)

 

私自身、

結核という対病を経験したことで、

ちょっとした健康を

喜ぶことができるようになりました。

幸福というものは、

失われかけてはじめて

気が付くものなのです。

 

 

(9)

 

生物的な「老化」は

避けられない現象ですが、

自ら新しいことを始めていれば

精神的な「老い」は避けられる。

 

 

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(10)

 

新しいことを

創(はじ)められる人は、

いくつになっても

老いることがない。

 

 

(11)

 

何か目標を持って

活動している人の方が元気です。

 

 

(12)

 

人生とは

未知の自分に挑戦することだよ。

 

 

(13)

 

人間の体には

3万6000もの遺伝子がある。

その多くが使われないままなんです。

それはあまりにもったいない。

違った環境に身を置けば、

うちに秘めた未開発の良き遺伝子が、

思わぬ花を咲かせるかもしれない。

 

 

(14)

 

未知の世界に自ら飛び込んで、

やったことのないことをやることによって、

使ったことのない脳が働き出す。

 

 

(15)

 

ビジョンは大きいほうがいい。

たとえ自分が実現できなくても、

バトンタッチすればいいのですから。

 

日野原重明(ひのはら しげあき、1911年(明治44年)10月4日 – 2017年(平成29年)7月18日)、日本の医師、医学者。位階は従三位。学位は医学博士(京都帝国大学)。聖路加国際病院名誉院長、上智大学日本グリーフケア研究所名誉所長、公益財団法人笹川記念保健協力財団名誉会長。満105歳没(享年107)。

 



 

著:日野原 重明
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