飽きるからやめてしまうのは、アマチュア。コピーライター 糸井重里の言葉

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(1)

なにかが

大きく変わるときというのは、

うれしくないことをも含めて進むものだ。

(2)

中流の中だの、

中流の下だの、

そんなこた

どうでもいい。

(3)

他人の評判がどうだの、

腹の減り具合がどうだの、

気にしていたらきりがない。

(4)

俺はこれ

自慢することにしてるんだけど、

「糸井はもうダメ」って

3、4回言われて生きてるんです。

(5)

どこかに「シロウト」な

ところがあるからこそ、

最初の一歩を踏み出せるのだと思います。

「無謀」と言っては言い過ぎだけど、

「冒険」というくらいの

「賭けの要素」がないと、

やっぱり、

なにもはじめられないんですよね。

(6)

最初、

嫌々やっていたことでも、

なにかの拍子に「好き」になると、

もっとやりたくなっちゃうんですよね。

なんなんでしょうね、

「好き」ってねぇ。

(7)

「どうやって、食っていく?」

そこからしか

はじまらないような気がする。

(8)

新しいなにかが生まれるのは、

場所なんか

もらえなかった者たちが、

苦しまぎれに、

「これしかない」とやったことからだ。

(9)

道具がなければ、じぶんでつくる。

人手が足りなければ、

寝ないでもがんばる。

そういう古臭い冒険心

みたいなものが、肝心なのだ。

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(10)

最初から、

これは向いてるなんてこと、

なかなかないんですよね。

(11)

やってるうちに、だんだんとね、

「うまくできる」ことに

おもしろさを感じてきて、

もっと「うまくできる」んじゃないかと、

苦労とか努力を、

苦労や努力と思わなくなって、

知らず知らずのうちに

他人よりよく練習してたりして、

「うまくできる」の質が高くなっていく。

(12)

ホームランでもナンパでも、

実際にやってる人間は、

本気なんですよね。

そして、

夢のように

夢を語るだいたいの人は、

本気じゃなくて、

いつか忘れちゃうんです。

(13)

誰だって飽きるのである、と。

しかし、

飽きてないふりをすることで

続けられるのだ。

飽きるからやめてしまうのは、

アマチュアで、

飽きても飽きてないふりを

しているうちに続くのがプロ。

(14)

常に自分が出来ることより

少し難しいことをやって、

常にしんどいと思っていないと、

出来ることしかやらない

屑人間になってしまう。

(15)

文章力を磨くことなんかよりも、

まず相手の目をしっかり見て、

話せるように練習するのが先決でしょう。

糸井重里(いとい しげさと、1948年(昭和23年)11月10日 – )、日本のコピーライター、エッセイスト、タレント、作詞家。株式会社ほぼ日代表取締役社長。株式会社エイプ代表取締役。フィールズ株式会社社外取締役。妻は女優の樋口可南子。日本モノポリー協会会長。


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