(1)
恋に落ちることは、およそ人間のなしうる最も愚かな行為だ、
とは言えませんが、重力に責任を負わせることもできないでしょう。
(2)
賞賛による堕落から逃れる方法はただひとつ。仕事を続けることである。
(3)
(4)
学ぶとは、努力によってではなく、
好きだからという探究心によって行うものである。
(5)
人は海のようなものである。
あるときは穏やかで友好的。
あるときはしけて、悪意に満ちている。
ここで知っておかなければならないのは、
人間もほとんどが水で構成されているということです。
(6)
我々という言葉に疑問を感じる。誰も隣の人間と同じではない。
(7)
精神を大切にするというのなら、
それとつながっている身体も大切にしなければなりません。
(8)
合理的に考えたからといって、社会生活に生じる問題をすべて解決できるわけではありません。
(9)
暴力が障害物を速やかに一掃してしまうことはある。
しかし、暴力そのものが創造的であると証明されたことは一度もない。
(10)
(11)
(12)
(13)
(14)
人間の邪悪な心を変えるより、プルトニウムの性質を変えるほうがやさしい。
(15)
私は未来のことなど考えない。それは、すぐに来てしまうのですから。
(16)
私は一日100回、自分に言い聞かせます。
わたしの精神的ならびに物質的生活は、他者の労働の上に成り立っているということを。
(17)
過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望を持つ。
大切なことは、何も疑問を持たない状態に、陥らないようにすることである。
(18)
人生を楽しむ秘訣は普通にこだわらないこと。
普通と言われる人生を送る人間なんて、一人としていやしない。
いたらお目にかかりたいものだ。
(19)
人の真の価値は、受けるとことではなく、与えることにあります。
(20)
恋につまづいたくらいならば、立ち直るのは簡単だ。
けれど、
一度でも恋に落ちてしまったら、
そこから抜け出すのは容易なことではないよ。