辛酸なめて抗って、もがいて生きてこその人生なのではないのか。女優 風吹ジュンの言葉

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(1)

 

私は悲しいこと、

嫌なことがあるときこそ、笑える。

皮肉っぽい表現ですが、

でも、それは闘っているからですよ。

闘わずして生きるというのは、

私にはあきらめに見える。

 

 

(2)

 

俯瞰の位置に立たないと、

案外、

人は自分に気づけない。

 

 

(3)

 

ストレスって

マイナスイメージにとらえられがちだけど、

私は心のバネになる。

人が成長していく上で、

大きな力を引き出してくれる大切なものです。

 

 

(4)

 

生きていれば、

乗り越えなければならない

試練はいっぱいあるし、

家庭の中でも、

いろんな問題が次々に浮上してくる。

でも、そうやって辛酸なめて抗って、

もがいて生きてこその

人生なのではないのか、と。

 

 

(5)

 

一番好きなお花はチューリップ。

ピンと背筋が伸びた姿が可愛いし、

だらんとしおれかけた姿も可愛い。

どうなってもずっと見ていられる。

 

 

(6)

 

吾亦紅(われもこう)は、

母が好きで、私も好きになった花。

『我も幸』って書くと、

密かに自分を喜ばせるようなのも素敵。

 

 

(7)

 

子育ても一段落して、

ふっと解き放たれた瞬間から、

新しい自分が始まりました。

年を重ねても、

まだまだ変化できるという、

しなやかさは持っていたいですね。

 

 

(8)

 

無理はしない。

私、目標を持ったりしないんです。

『誰々みたいになりたい』とかもない。

自分ができることを、

自分なりに答えを出し続けていくだけですね。

 

 

(9)

 

心がけているのは、

いつも笑顔を忘れないことですね。

笑顔の人に会うと元気をもらえるし、

幸せになれるでしょ。

あと、

人の気持ちに寄り添うための

余裕は、持っていたいですね。

 

 

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(10)

 

キレイの基は、元気でいること。

元気がないと、

おしゃれをするエネルギーも美も

生まれてこないですからね。

 

 

(11)

 

苦しかった時期を乗り越えられたのは、

子どもがいてくれたから。

どんなに大変なときも、

『人生は捨てたものではない』と思えたんです。

家族の存在は本当にありがたい。

子供たちにちゃんと向き合ってきてよかったと、

しみじみ思います。

 

 

(12)

 

人は誰しも、

最初は『ビギナー』。

新たな生き方が、まだまだあったのかと、

いまだに気づかされます。

それが歳を重ねるおもしろさです。

 

 

(13)

 

体力も落ちるし、顔も老けてくる。

でも齢を重ねると、智恵もついてきます。

その智恵を生かして、自分らしく生きていくのもいい。

 

 

(14)

 

生きている限り問題は起こりますが、

心を柔らかくして、

好奇心のアンテナを張り、

いろいろなものを吸収し、

学び成長していきたい。

本当に好きなものを

見つけることが大切なんです。

 

 

(15)

 

弱い自分を認め本当の自分を知ること。

それが女性本来の

強さなのだと私は思うんです。

強さって、もしかしたら

女性としての美しさにも通じるかもしれない。

 

風吹ジュン(ふぶき ジュン、1952年5月12日 – )、日本の女優。1973年に初代ユニチカマスコットガールに選ばれ、1974年に「愛がはじまる時」で歌手デビューし人気を博す。

 



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