（１）
一つも
失敗したくないなら、
人の真似をする他ない。
（２）
独創的なものは、
初めは少数派である。
多数というものは独創ではない。
（３）
アイデアの秘訣は、
執念である。
（４）
未知の世界を
探求する人々は、
地図を持たない旅行者である。
（５）
色々な事に
あれこれ手を出すよりも、
一つの事に集注した方が成果が出る。
（６）
現実は
予想できぬように豹変する。
あらゆる平衡は早晩打破される。
（７）
現実は複雑である。
あらゆる早合点は禁物である。
（８）
地に空に平和を。
（９）
深くかつ遠く想わん、
天地の中の
小さき星に生まれて
（10）
喜びは、
空に飛び去る鳥に似る、
憂は土に這う虫に似る
湯川 秀樹（ゆかわ ひでき、1907年（明治40年）1月23日 – 1981年（昭和56年）9月8日）、日本の物理学者（理論物理学）。学位は、理学博士。京都大学・大阪大学名誉教授。京都市名誉市民。1943年文化勲章。位階勲等は従二位勲一等旭日大綬章。日本人として初めてノーベル賞を受賞。
