(1)
穏やかで礼儀正しく、
人を尊敬する人間であれ。
ただし、
誰かがお前に手を出そうとしたときは、
そいつを墓場に送ってやるんだ。
(2)
誰かが自分より成功を収めて、
相手も自分と同じ仕事をしている場合には、
その相手はこちらのしていない何かをしていると、知るべきだ。
(3)
私が信じているのはキリストであって、
キリスト教ではない。
(4)
人の話を聞くのにコツがある。
相手がしゃべっているとき、
じっとその声音を聞くんだ。
誠実な人間かどうかは声音でわかる。
(5)
無責任な新聞は、
犯罪者を犠牲者に、犠牲者を犯罪者にすり替える。
もしあなた方が注意深く見ていなければ、
新聞はあなた方を操って、
抑圧されている人間を憎み、
抑圧している人間を愛するように仕向けるだろう。
(6)
人間は魂によって惹きつけられる。
権力によって人は強制される。
愛は魂から生まれる。
権力によって生み出されるのは不安だけだ。
(7)
私は、怒りは正しいと信じている。
聖書にも怒るべき時があると書いてあるではないか。
(8)
地球上で最大の権力を持つ組織はメディアだ。
奴らは無実の者に罪を着せ、
罪深き者を無実にする力を持つ。
これこそが権力だ。
奴らは大衆の心を操っている。
(9)
真実は、虐げられる側にある。
(10)
人間は悲しいときにはたいてい何もしない。
ただ境遇を嘆くだけだ。
しかし人間が怒ったときは、変化がもたらされる。
(11)
信念を持たない人間は、
あらゆることに流される。
(12)
一冊の本に人生を丸ごと変えてしまう力があることを、
みんな理解していない。
(13)
盲目的な愛国心のせいで、
現実を直視できないようになってはいけない。
どんな人物がやろうとも、
どんな人物が語ろうとも、
間違ったものは間違っている。
(14)
明日という日は、
今日準備をする人たちのものである。
(15)
私は自衛のための暴力を、暴力とは呼ばない。知性と呼ぶ。