(1)
先の事を考え過ぎると、
取り越し苦労したり、誇大妄想に陥ったりして、
余計に不安は増大します。
人生は計画通りに行かないのが当然、
よく裏切られます。
(2)
人生は行動あるのみで、
当たって砕けろしかないのです。
それならば、楽観主義で行く、
これが上手な生き方です。
(3)
「明日があるさ」
このフレーズの楽観主義はよくありません。
なぜなら、
今日という1日がおろそかになってしまうからです。
明日があるなんて思わない、
今日1日を如何に充実させ生きるかを考える。
(4)
今を懸命に大切に生きることを積み重ねていけば、
将来への不安や妄想なんて、
考え悩む隙がなくなり、不安は消えます。
(5)
まずは、
この日この時を充実させることを第一に、
その上での楽観主義で参りましょう。
今の充実した時間の積み重ねが
明るい明日を造るのですから。
(6)
人の悪口は言わないこと。
悪口や陰口ばかり言う人がいますが、
それを聞いて頭の良い方なら
「自分もそうやって
他で言われているだろうな」と警戒します。
(7)
感謝するということは、
日々の訓練によって
自然にできるようになるものです。
(8)
イヤな人が周りにいても、
「もしかしたら、
この人のおかげと思えることがあるかもしれない」
と、考えて何かを探してみるのです。
(9)
ささいなことでも
何か自分にプラスに働いていることがあるかもしれない、
感謝すべきことがあるかもしれないと多角的に考えて、
それが見つけられたときには、
気持ちがふとラクになるものです。
(10)
誰にでも、何に対しても
感謝することができるようになれば、
物事が自然に良い吉方向へと進んでいきます。
ぜひ、訓練しましょう。
(11)
悩みを聞く側の心構えとしてお伝えしたいのは、
第三者として冷静に聞くということです。
只、それだけ。
(12)
冷静に客観的に分析し、
原因を掘り出し解決法を
順序良く導き出すのが肝要です。
ただし、その際、
常に優しく暖かい心は保っていなければなりません。
そして、
聞いたことはその場で忘れることです。
(13)
どんな問題でも、
遅かれ早かれ必ず解決するものです。
悩みのある人とは、
冷静に付き合いましょう。
(14)
長い人生、
生きていれば何をやってもダメな時期は
誰にでも度々あります。
(15)
ゆっくり、大きく息を吸って、
吐くときに肩の力を抜いて、全身を抜力する。
「何をやってもたぶんだめだろう…」
と開き直って腹を括りましょう。
そして
「何もしないよりは…」と発想の転換を図り、
過去と未来のことは一切考えず
目の前のことだけに集中して、
クリアしていきましょう、
時間がかかってもかまわず順番に確実にやっていく。
その積み重ねが
八方塞がりをいつのまにか崩すのです。