言葉は心の使いである。戦国武将 毛利元就の言葉

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(1)

道を歩いて

つまづくのはありがちなことだ。

少しも気にすることはない。

(2)

百万一心

ひゃくまんいっしん)

国人が皆で力を合わせれば、

何事も成し得る。

(3)

我、

天下を競望せず。

(4)

この矢一本なれば、最も折りやすし。

しかれども一つに束ぬれば、折り難し。

汝ら、これに鑑みて、

一和同心すべし。必ず背くなかれ。

(5)

言葉は

心の使いである。

(6)

言葉によって、

その人が善か悪か、才能があるかないか、

剛勇か臆病か、利口か愚かか、

遅いか速いか、正直か正直でないか、

そうしたことがすぐに分かるものだ。

(7)

一芸もいらず、能もいらず、

遊もいらず、履歴もいらない。

ただ日夜ともに武略、

調略の工夫をすることこそ肝要である。

(8)

一年の計は春にあり、

一月の計は朔にあり、

一日の計は鶏鳴にあり。

(9)

謀多きは勝ち、

少なきは負ける。

(10)

友を得て

なおぞ嬉しき桜花

昨日にかはる

今日のいろ香は

― 毛利元就 辞世の句

毛利元就(もうりもとなり、1497年〈明応6年〉3月14日 – 1571年〈元亀2年〉6月14日)、戦国時代の武将・中国地方の戦国大名。毛利氏の第12代当主。安芸吉田荘の国人領主・毛利弘元の次男。毛利氏の本姓は大江氏。家紋は一文字三星紋。用意周到かつ合理的な策略および危険を顧みない駆け引きで、自軍を勝利へ導く策略家として知られ、軍略・政略・謀略と、あらゆる手段を弄して一代のうちに一国人領主から芸備防長雲石の六ケ国を支配する太守へとのし上がった。子孫は長州藩の藩主となったことから、同藩の始祖としても位置づけられている。


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