(1)
昔も今も、
ウソもないし背伸びもしない。
(2)
10年も過ぎれば
楽しいことばかり思い出すから大丈夫。
(3)
ゼロになるとまた
イチからいろんなものがやってくるんだね。
それはとっても楽しいことなんだね。
(4)
年を取ったからこそ、
いいことっていっぱいあって
けっこう楽しいんです。
(5)
こころの核の部分にある
少女をいつまでも持っていること。
これが今の私を
作り上げてきたものなんです。
(6)
芸能人でいることは
好きなんですけどね、
芸能界が苦手ですね。
(7)
仕事が好きだけど、
それが明日なくなっても
別にいいっていう気持ちもあるの。
(8)
私は自分のギャラを知りません。
もし知っていたら、
ブレてしまう気がするんです。
その仕事ではいっぱいもらえる、
と知っちゃったら、
私だって人間ですから、
たまたま欲しいものもあるし、
やっちゃおうかな、
となってしまうかもしれない。
でも、私はデビュー以来ずっと
事務所からお給料制でもらっているから、
知り得ないんです。聞きたくもないしね。
だからブレないんだと思う。
それでもう十分
私は幸せに楽しく暮らせてますから。
(9)
いつも思うのは……。
時間って横並びなんじゃないか
と思ったりして。
だから、
過去の自分、16歳の自分と
今の自分と70歳の自分は横並びにいて。
今、意識がある私が一歩踏み出すと、
みんなが踏み出すんじゃないかって
気がしてならないんですよ。
(10)
結婚引退なさった
山口百恵さん的な生き方は、
女性の憧れではあるけど、
当時のアイドルにはそういう
未来の姿しか提示されていなかった。
その後、
松田聖子さんがご結婚、出産されても、
アイドルをやり続ける
生き方を見せてくれたけど、
それでもモデルはその2つだけ。
そんななか、歌もやれば、お芝居もするし、
書く仕事もしてみるという、
百恵さんや聖子さんとはまた
全然違うモデルを見せられた自負はあります。
(11)
いいお墓持ってる人がいたら
結婚するかもしれないです。
『このお墓に入りたい』って(笑)
(12)
若い頃から常に
自分のことを疑ってるんですよ。
例えば、コマーシャルの撮影なんかでも、
たとえ現場でOKをいただけても
『監督の言ったとおりにできたかな?』
という疑いが常にあって、
その疑いは次の仕事でしか解消できない。
だからこそなにか
チャレンジが必要だったのかもしれませんね。
(13)
30年間活動できた理由は、
逆に私に飛び抜けた才能がなかったから(笑)
例えば素晴らしい歌唱力があれば
音楽の道を突き詰めようと思っただろうし、
本当にストイックな
役作りができるのであれば
女優業に没頭するんでしょうけど、
そうじゃないから、
どんな仕事もできちゃうんでしょうね。
(14)
目指すのは中年の星です!