暴力によって得た勝利は、敗北に等しい。マハトマ・ガンディーの言葉

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(1)

心の中に暴力性があるのなら、

暴力的になった方がよい。

無気力を隠そうと非暴力を口実にするよりは。

(2)

すべての善の行動は、

最後は必ず実を結ぶ。

(3)

重要なのは行為そのものであって、

結果ではない。

(4)

満足は努力の中にあって、

結果にあるものではない。

(5)

敵と相対するときには、

その敵を愛で征服しなさい。

(6)

「目には目を」では、

世界中を盲目にするだけだ。

(7)

非暴力は臆病をごまかす隠れみのではなく、

勇者の最高の美徳である。

非暴力を行うには、

剣士よりはるかに大きな勇気がいる。

(8)

私は、苦い経験を通じて、

最高の教訓をひとつ学んだ。

怒りをコントロールするということだ。

蓄えられた熱がエネルギーに変わるように、

抑制された怒りを、

世界を動かす力に変えることができる。

(9)

私は自分が死ぬ覚悟ならある。

しかし、

私に人を殺す覚悟をさせる大義はどこにもない。

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(10)

どんなときでも

理解し合える関係を求めることは友情とは言えない。

本当の友情とは

お互いがどんなに違っていても、

そのあるがままの違いを

しっかりと受け止めることなのだ。

(11)

この7つが私たちを破壊する。

労働なき富、

良心なき快楽、

人格なき学識、

献身なき宗教、

理念なき政治、

人間性なき科学、

道徳なきビジネス。

(12)

子供は真実を映し出す鏡である。

彼らには驕りも、

敵意も、

偽善もない。

もし思いやりに欠け、

嘘つきで乱暴な子供がいたなら、

罪はその子にあるのではなく、

両親や教師や社会にあるのだ。

(13)

私たちには

もともと困難を乗り越える力が授けられている。

心の中からこの恐れを追い出せば、

その力が蘇る。

恐れるな、道は開ける。

(14)

暴力によって得た勝利というものは

敗北に等しい。

それはつかの間のものだからである。

(15)

目的を見つけよ。

大義は後からついてくる。

マハトマ・ガンディー(=マハートマー・ガーンディー)ことモーハンダース・カラムチャンド・ガーンディー(グジャラーティー文字表記:મોહનદાસ કરમચંદ ગાંધી、デーヴァナーガリー文字表記: मोहनदास करमचन्द गांधी、ラテン文字表記:Mohandas Karamchand Gandhi、1869年10月2日 – 1948年1月30日)、インドの弁護士、宗教家、政治指導者。インド独立の父。「マハートマー(महात्मा)」とは「偉大なる魂」という意味で、インドの詩聖タゴールから贈られたとされるガンディーの尊称である(自治連盟の創設者・神智学協会会長のアニー・ベサントが最初に言い出したとの説もある)。また、インドでは親しみをこめて「バープー」(बापू:「父親」の意味)とも呼ばれている。1937年から1948年にかけて、計5回ノーベル平和賞の候補になったが、受賞には至っていない。ガンディーの誕生日にちなみ、インドで毎年10月2日は「ガンディー記念日」(गांधी जयंती、ガーンディー・ジャヤンティー)という国民の休日となっており、2007年6月の国連総会では、この日を国際非暴力デーという国際デーとすることが決議された。



著:マハトマ・ガンディー, 読み手:浅井 幹雄
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