常に人の気持ちを考えなさい。腹が立っても、相手がどう思うか一瞬でも考えなさい。国語教師 橋本武が残した言葉

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(1)

常に人の気持ちを考えなさい。

腹が立って

食って掛かりたくなっても、

そうされたら相手がどう思うか、

一瞬でも考えなさい。

(2)

責任を伴った自由を与えることで、

子どもの意欲や個性は伸びるのです。

(3)

一方的に親の判断を押し付けるのではなく、

子どもを対等な一人の人間としてとらえ、

その思いや考えを尊重することが大切です。

(4)

自ら興味を持ち、

自ら進んでいろいろとやりなさい。

(5)

“遊ぶ”ことは何の役にも立たないかというと、

そうではない。

“遊ぶ”ことによって興味が広がったり、

記憶する力が刺激されたりする。

(6)

何でもいい、

少しでも興味をもったことから

気持ちを起こしていって、

どんどん自分で掘り下げてほしい。

そうやって自分で見つけたことは

君たちの一生の財産になります。

(7)

スピードが大事なんじゃない。

すぐ役に立つことは、

すぐに役立たなくなります。

(8)

「したいことをする」

それはとても素晴らしい生き方です。

そんな自由な社会であることは喜ぶべきことです。

しかし

「したいことをする」ことと

「やりたい放題やる」ことはまったく違う。

「したいこと」の質が問われている。

今はそういう時代かもしれません。

(9)

私は教師をしていたとき、

自分の教えていることが

どれだけ生徒諸君の興味を喚起し、

後々まで記憶に残るか、

ということを常に考えていました。

それが生徒たちの将来にとって

大きな糧となるからです。

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(10)

私は好きなことをがむしゃらにやってきました。

皆さんも

自分がいいと思うやり方を見つけて、

それを迷いなくやり遂げていってほしい。

自分がこうだと思うものを見つけて進めてほしい。

(11)

誰かのマネをする必要もないし、

逆にいいなと思えばマネをしてもいい。

とにかく自分がやりたいことをやる、

ということが大切。

自分が好きなこと、

やりたいことをどんどんやりなさい。

(12)

私の信条は、

『高く、広く、明るく』です。

目標を高く、

視野を広く、

生活は明るく

暮らしていきたいと思っています。

(13)

きっちりと労力をかけて学んだことは、

どこかで必ず役に立ちます。

必要以上に勉強したことが

ゆとりにつながる。

これが本当の意味での

「ゆとり教育」なのです。

(14)

ときには苦しいけれども

読む、書く、そして考える。

そうしてみると、

そのときは目一杯でも、

あとで「心のゆとり」となって、

必ずわが身に返ってきます。

それが“教養”なのです。

(15)

答えは後回しでもいい。

疑問をもつことが第一歩。

橋本 武(はしもと たけし、1912年7月11日 – 2013年9月11日)、日本の国語教師、国文学者、元灘中学校・高等学校教頭。中学の3年間をかけて中勘助の『銀の匙』を1冊読み上げる国語授業「『銀の匙』授業」で知られる。


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