あなたを褒める者が一人いれば、十人の敵がいると思いなさい。小説家 筒井康隆の言葉

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(1)

約束事が

どんなものかを知らないことには、

それを破ることもできない。

だから約束事は知っておいたほうがいい。

新しいことをしようと

ただ思っているだけでは

めちゃくちゃになってしまうんでね。

(2)

ストレスがあるっていうのが、

人間には一番の病気の原因ですね。

ストレスがあると人間いっぺんに老けますよ。

(3)

私はバカなことばかり考えて、

ストレスのない生活を送っております。

(4)

私が八十歳、九十歳になったら、

「先生、健康の秘訣は?」

なんて聞かれると思うけど、

答えは「酒とタバコ」ですよ。

(5)

日本人は、

偉い人のいうこと、

世の中の風潮、体制に対して、

右へ倣えが激しいですからね。

(6)

何でもいい、

諦めないで好きなことに

自分から向かっていけばいいんですよ。

(7)

30歳で何者にもなれていなかったら

死んでやるという思いでした。

まあ、ここまで来られたんだから、

何でも一生懸命にやれば

何とかなるということでしょう。

(8)

12年に87歳で亡くなった

丸谷才一さんと同じで、

私も何もしないのが唯一の健康法です。

(9)

年とってから

ジョギングをやる人もいますけど、

僕の友人でやっていた人は

あまり効果がなかった気がしますよ。

やり過ぎてしまうのかな。

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(10)

どんな死に方をするかじゃなく、

死ぬまでに何ができるかってことだ。

(11)

あなたを褒める者が一人いれば

十人の敵がいると思いなさい。

(12)

あなたに敵がいなければ、

あなたを褒める者は一人もいない。

(13)

明日の果てのその果てに

神が待っているとでも言うのか?

そんなものはおりゃーせん!

(14)

今の僕が思っているのは

むしろ未来より過去。

「筒井康隆が、昭和初期に戻って、

こういう作品を発表したらどう思われるのか」。

新しいと思われるのか、

メチャクチャだと思われるのか、

若書きだと評価されるのか。

そこに興味がありますね。

(15)

いろいろな流れ、

流派があるけれど、

鴎外と漱石は別格ですね。

筒井康隆(つつい やすたか、1934年〈昭和9年〉9月24日 -)、日本の小説家・劇作家・俳優。ホリプロ所属。小松左京・星新一と並んで「SF御三家」とも称される。パロディやスラップスティックな笑いを得意とし、初期にはナンセンス文学なSF作品を多数発表。1970年代よりメタフィクションの手法を用いた前衛的な作品が増え、エンターテインメントや純文学といった境界を越える実験作を多数発表している。代表作に『時をかける少女』(1967年)、『日本以外全部沈没』(1973年)、『虚人たち』(1981年)などがある。




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