人に勝つより、自分に勝ちなさい。柔道家 嘉納治五郎の言葉

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(1)

自分の心に生じる

欲望に打ち勝つのは

敵に勝つより難しい。

(2)

柔を能く、剛を制す。

(3)

勝って、勝ちに傲ることなく、

負けて、負けに屈することなく、

安きにありて、油断することなく、

危うきにありて、恐れることもなく、

ただ、ただ、

一筋の道を、踏んでゆけ。

(4)

人に勝つより、

自分に勝ちなさい。

(5)

自他共栄

…相手に対し、敬い、

感謝をすることで信頼し合い、

助け合う心を育み、

己だけでなく

他人と共に栄えある

世の中にしようとすること。

(6)

人生には

『なに、くそ』という精神が、

何より必要だ。

(7)

何事も

初めからうまく行くことは

少ないものだ。

(8)

時間を

最も有効に利用した者に、

最も立派な仕事ができる。

(9)

人生は色々な難関に出くわす。

難関が次から次へと

やってくるから面白いのだ。

恐れをなしてはいけない。

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(10)

精力善用

…自らが有する心身の力を

最大限に使い、

社会に対して

善い方向に用いること。

(11)

技より入って道に進め。

(12)

柔道は道である。

(13)

教育者自身が

教育の大事なることを信じ、

教育を通して

国家社会に働いてこそ

教育者の活動も有意義である。

(14)

人生行路 唯有一耳

(人生の行路、ただ一つあるのみ)

(15)

柔道とは心身の力を、

最も有効に使用する道である。

その修行は攻撃防御の練習により、

精神身体を鍛錬し、

その道の真髄を、体得する事である。

そして、是によって、己を完成し、

世を補益するのが柔道修行究極の目的である。

嘉納治五郎(かのう じごろう、1860年12月10日(万延元年10月28日)- 1938年(昭和13年)5月4日)、日本の柔道家・教育者である。講道館柔道の創始者であり、柔道・スポーツ・教育分野の発展や日本のオリンピック初参加に尽力するなど、明治から昭和にかけて日本におけるスポーツの道を開いた。「柔道の父」と呼ばれ、また「日本の体育の父」とも呼ばれる。別表記加納治五郎。



著:嘉納 治五郎
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