人間失敗してはいかんと思うと萎縮する。失敗してもいいんだ。経団連第4代会長 土光敏夫の言葉

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(1)

信頼される人というのは、

相手の立場になって考える人、

約束を守る人、

言うことと行うことを一致させる人、

結果をこまめに連絡する人、

相手のミスを積極的にカバーする人だ。

(2)

艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす。

そして艱難を自らに課し続ける人間のみが、

不断の人間成長を遂げる。

艱難(かんなん)

・・・苦しいことやつらいこと

(3)

さびつくより、

すりきれるほうがまし。

(4)

群がる障害に耐え、

隘路(あいろ)を乗り越える過程で、

真の人間形成が行われる。

(5)

家に帰ってからの時間を

どう使っているかが、

だんだん差をつけてくる。

(6)

失敗は失敗ではなく、

ひとつの道行き、

経験だと考える。

人間失敗してはいかんと思うと萎縮する。

(7)

失敗してもいいんだ。

しくじってもよろしい。

失敗してもそれを肥やしにして取り返す。

前以上に盛り返す。

失敗して投げ出してはいけないんだ。

(8)

幸せというのは

自分で作るものだ。

決して他人から

与えられるものじゃない。

(9)

行動となって現れないような

思考は無用であり、

時には有害でさえある。

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(10)

人によっては失敗を契機として

転身することもあるし、

旧弊をかなぐり捨てて悟ることもある。

とにかく人間は

変わるという一事を忘れてはならない。

(11)

僕は人間像なんて嫌いだ。

個性を持って

人間らしく生きればいい。

(12)

肯定的態度とは

相手の発言を自分の立場になって聴き、

どこに賛成しようかと考える姿勢を言う。

その底には、思いやりの気持ちが流れている。

(13)

教育はチャンスにしか過ぎない。

これを生かすも殺すも本人次第だ。

(14)

古い言葉だが率先垂範こそ、

人が人に向かう基本原理だと信ずる。

率先垂範(そっせんすいはん)

・・・人の先頭に立って物事を行い、模範を示すこと

(15)

今日という日に全力を傾ける。

今日一日を有意義に過ごす。

これが私の座右の銘である。

土光敏夫(どこう としお、1896年(明治29年)9月15日 – 1988年(昭和63年)8月4日)、昭和時代の日本のエンジニア、実業家。位階勲等は従二位勲一等(勲一等旭日桐花大綬章・勲一等旭日大綬章・勲一等瑞宝章)。岡山県名誉県民、岡山市名誉市民。石川島重工業・石川島播磨重工業 社長、東芝 社長・会長を歴任、経済団体連合会第4代会長に就任し、「ミスター合理化」として「土光臨調」と称されている第二次臨時行政調査会でも辣腕を振るった。他方、橘学苑の理事長、校長を創設者の母から引き継いだ。また、質素な暮らしぶりで「メザシの土光さん」としても親しまれた。


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