志の低い男は、目の付け所が低い。山本常朝の言葉

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(1)

礼にて腰は折れず、

敬語で筆は磨り減らぬ

(2)

分別も久しくすればねまる

ねまる)腐る、ダメになる

(3)

土は食はねども高楊子、

内は犬の皮、外は虎の皮

(4)

盛衰を以て、

人の善悪は沙汰されぬ事なり

(5)

武士は、

仮にも弱気のことを

云ふまじ、すまじと、

兼々心がくべき事なり

(6)

大事の思案は軽く、

小事の思案は重く

(7)

只今の一念より外はこれなく候。

一念一念と重ねて一生なり

(8)

人間の一生は誠にわずかの事なり。

好いた事をして暮らすべきなり。

夢の間の世の中に、

好かぬ事ばかりして、

苦しみて暮らすは愚かな事なり

(9)

徳ある人は、

胸中にゆるりとしたる所がありて、

物毎いそがしきことなし。

小人は、

静かなる所なく当り合ひ候て、

がたつき廻り候なり

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(10)

礼儀を乱さず、へり下りて、

我が為には悪しくとも、

人の為によき様にすれば、

いつも初回の様にて、

仲悪しくなることなし

(11)

『只今がその時』、

『その時が只今』、

つまり、

いざという時と

平常とは同じことである

(12)

不幸せの時

くたびれる者は、

役に立たざるなり

(13)

名人も人なり

我も人也

(14)

志の低い男は、

目の付け所が低い

(15)

貴となく、賎となく、

老となく、少となく、

悟りても死、迷うても死

山本常朝(やまもと つねとも、万治2年6月11日(1659年7月30日) – 享保4年10月10日(1719年11月21日)、江戸時代の武士、佐賀藩士。武士道の書物『葉隠』の口述者。「じょうちょう」とは42歳での出家以後の訓で、それ以前は「つねとも」と訓じた。通称神右衛門、俳号は古丸。


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