(1)
どうでもよいことは流行に従い、
重大なことは道徳に従い、
芸術のことは自分に従う。
(2)
安物を粗末に使うな。
良いものを大事に使え。
(3)
ぬくもりだの
暖かさだの、
そんなのは誤魔化しですよ。
(4)
僕は、
人生の本当の姿を
描きたいんです。
(5)
男女の仲というのは、
『男が夢を見るのをやめ、
女が紅を差すのをやめた』ときは諦めろ。
(6)
日本的なものが、
大きなことを言えば
一番世界的に通用するもんなんだよ。
(7)
永遠に通じるものこそ
常に新しい。
(8)
世の中なんて、
みんなが寄ってたかって
複雑にしてるんだな。
案外、簡単になるもんさ。
(9)
贅沢はするものだ、心を満たすから。
その場所にいく、その人に会う、
そのすべてが食事に含まれる。
(10)
君なんかに
俺の映画が分かってたまるか。
![](https://kokoro-movie.com/wp-content/uploads/2022/10/yasujiroodu.jpg)
小津安二郎(おづ やすじろう、1903年〈明治36年〉12月12日 – 1963年〈昭和38年〉12月12日)、日本の映画監督、脚本家である。日本映画を代表する監督のひとりであり、サイレント映画時代から戦後までの約35年にわたるキャリアの中で、原節子主演の『晩春』(1949年)、『麦秋』(1951年)、『東京物語』(1953年)など54本の作品を監督した。ロー・ポジションによる撮影や厳密な構図などが特徴的な「小津調」と呼ばれる独特の映像世界で、親子関係や家族の解体をテーマとする作品を撮り続けたことで知られ、黒澤明や溝口健二と並んで国際的に高く評価されている。1962年には映画人初の日本芸術院会員に選出された。
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Very good!