(1)
幸せな人と不幸せな人の違いは、
落ち込む回数や落ち込み度の深さではなく、
その気分にどう対処するかで決まることが多い。
(2)
望むものを手に入れても
幸福にはなれないと知ること。
誰でも
自分には手に入れられないものを欲しがるものだ。
(3)
渋滞に巻き込まれたとき、
わざわざイライラするようなことばかり
考えている自分に気づくことができれば、
別の考え方をすることによって
穏やかな気分になれる。
(4)
私たちのほとんどは
「やるべきこと」がなくなってから
リラックスしようと考えている。
人生の書類入れが空になることは絶対ないのに。
(5)
一つの考え方に囚われている限り、
人生は変わらない。
思考法を変えなければいけない。
(6)
穏やかでリラックスしている人たちは
前向きな気分も否定的な気分も
一過性だと良くわかっていて、
落ち込みもやがては消えると知っている。
(7)
幸せな人たちは、
ときには落ち込むこともあるさと
割り切ることができる。
(8)
人のあらばかり探すようでは
穏やかな人生は望めない。
(9)
人を批判するとき、
その相手について何かを言っているわけではない。
その人を批判したいという
自分の気持ちを伝えているだけだ。
いいことはひとつもない。
(10)
否定されたときは落ち込まずに
「そんなこともあるさ」と思うようにする。
そうすれば人に認められた時は
快い驚きを覚えてそれに感謝するようになる。
(11)
ごみを出すのは誰の番かとあれこれ考えるより、
自分でさっさと出して
家族の責任を一つでも減らしてやった方が
もっと人生は楽しくなる。
(12)
この世の全員に認められるのは
不可能だという事実を
受け入れる早ければ早いほど生きやすくなる。
(13)
人は
自分が気分に支配されていることに気づかない。
だから突然人生がしんどくなったりするのだ。
気分が落ち込むと、
生きるのがしんどいと感じる。
客観性がほとんど消えてしまう。
(14)
人生は思い通りにいかないもの、
他人はあなたの都合通りに動いてはくれないもの、
これが真実だ。
(15)
ほんの十分の瞑想でもいい、
毎日一人きりの静かな時間を持とう。
― リチャード・カールソン(作家, 1961 – 2006)